易と食と環境と

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stux / Pixabay

 

天をあらわしています。――という陽が六段かさなり、天をあらわしているのです。

まるで太陽のように一点に集中するカタチ。

盛りのついた、無尽蔵にチカラみなぎる、すべてを従える性質をあらわしています。

 

 

大地をあらわしています。 - - という陰が六段に重なり、大地を表現しているのです。

すべてを吸いこむかのような、吹き抜けのカタチ。

酸いも甘いも、清濁も、併せのむ、そんな受け身で消極的な性質をあらわしています。

 

 

その天と地の間に、人が織りなす人間模様があります。天と地の間に生を受け、しだいに育ち成長してゆく。それは、人が父と母の間に赤子として生まれ、乳児から幼児になり、青年、壮年と育っていくようなものです。

 

「易経」は、天と地から始まる64編の物語です。人間が赤子として生まれ、終焉から再生までの成長を描いたストーリーです。

陽――とーー陰が順列並び替えされ織りなす64の物語。

それぞれは知恵と示唆にあふれるからこそ、古代から今日まで読み継がれてきたのでしょう。

 

私たちの生は、この天と地という大自然のなかにしか無い。そのことを東洋の最古典である易経は物語っています。

江戸時代の人々は、この易経を四書五経※のひとつとしてそらんじていたというのですから、今日の私たちのDNAにこの自然哲学は宿っているはずです。

 

「食や環境についても話して欲しい」という声がありましたので、まずはもっとも根本的なところとなる私たちの自然観についてお話させていただきました。原点がぶれていては、具体的なお話をしてもさらにぶれてしまうでしょう。

 

それにしてもさすがに易経、4000年の英知の塊だけあって奥が深い。学びの途中です。 


 

四書五経【ししょごきょう】

中国における重要古典。四書とは『大学』『中庸』『論語』『孟子』。五経は『周易(易経)』『尚書(書経)』『詩経』『礼(礼記)』『春秋』。

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