【陰陽五行】迎春!豆まき、門松、お水取り

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陰(おに)は外

 「鬼とは『陰(おに)』で陰の気、要するに水気であり、また寒気でもある」

・・・吉野裕子著「陰陽五行と日本の民族」(人文書院刊)から。

 

さて、節分はいかがお過ごしになりましたか?

多くのご家庭では、豆まきをして、鬼を追いはらわれたことでしょう。

 

豆とは、陰陽五行(木火土金水)では、金行にあたります。豆や果実などの実は、金行に配当。

結実させるとともに、捨て去るという働きが金行にはあります。豆をまいて、鬼という陰を外へ。

 

また、金行は木行という陽気をやっつける働き(相生相克の関係で木剋土)があるため、金気を帯びた豆を捨て陽を守る、という考え方もできます。

 

それが豆まきです。

 

「日本の鬼は額に牛の角を生やし、虎の皮の褌をしめていて、これは正に鬼門とされる丑寅の方位の造型である」・・・同書から。

 

迎春…門松そしてお水取り

 冬から春に向けて、この国では、いかに陰をはらい、陽を取り入れようとしてきたかをうかがい知ることができます。

 

振り返るとお正月には、門松で陽の気を迎えようとしました。竹という青々とした門松は、木気を帯びた陽気の象徴、木行に相当します。木行とは季節で言えば春。

迎春と言いますよね。

 

そして、3月に入ると、東大寺をはじめ薬師寺など多くのお寺で、お水取りが執り行われます。

お水取りといえば、燃え盛る松明を持った僧侶(練行集)たちが、赤々と欄干をそめるシーンを思い浮かべられるでしょう。

 

ちなみにお水取りとは、正式には修二会(しゅにえ)と呼ばれ、東大寺では二月堂で行われます。今では3月1日から2週間行われますが、かつては旧暦2月1日に行われていました。

この二という数字は陰の象徴です。

 

陰の時と場所で、火という陽を盛んにする。

そして五穀豊穣とともに天下泰平を願う。

 

さても春を告げています!

 

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