医師・米井嘉一著「陰陽五行による癒しの音楽」

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医師にも、患者にも、楽しくて役立つ音楽療法の本。

この本「陰陽五行による癒しの音楽」(米井嘉一著、廣済堂出版)、かなり面白いです♬

著者は医師で同志社大学教授の米井嘉一さん、音楽が好きなんですね。行間から滲み出ている。

音楽療法について書かれた本ですが、クラッシックだけでなく、ロックやジャズの曲もふんだんに紹介されている。なつかしの昭和歌謡もたっぷり。

なので、音楽の読み物としても面白い。

もちろん「陰陽五行」の読み物としても深くて、わかりやすく面白い。

その一方、現場でも即役立つ実用書と言えます。

いろいろな事例(症例)が挙げられているので、「こんな症状のときの音楽は?」なんて検索することができる。

それは肩凝りなどの身近なものから、不眠症、不妊症、癌…etc。そして家庭内暴力や健やかな老い、性についても網羅しています。

五行それぞれ、スグに使える具体的なアドバイス満載。

 例えば(ほんの一例ですが)…

■「金行」の章。

呼吸器に関連する章では、喘息や呼吸困難、肺気腫など様々な症例が具体的に挙げられ、どんな音楽がいいのかアドバイスされています。

*ゴスペルが流行っていますが、カラダを使った有酸素運動になるとのこと。「オー・ハッピー・デイ」がオススメ。

*「土行」に配当される五声「歌」(歌うこと)は、「金行」という呼吸器系を復活させる働きがある(土生金=土が金を生かす)。

「車を運転しながら一緒にシャウトしましょう」。

…などなど。著者はカッコをつけず、スグに実行できる身近なアドバイスをくれます。

アルファー波を多く誘発するとか、科学的に脳に作用するというだけでは不十分なのです。

「兄弟船」や「津軽海峡冬景色」に胸躍る感動を覚える人が、モーツァルトをいつも聴いていることができるでしょうか。

 

■「水行」の章。

仕事に追われる45歳の男性、ストレスからくる睡眠障害…という事例が挙げられています。

*睡眠は「水行」の働き。眠るときは、音楽は聴かない。照明は消して「真っ暗」(水行)にし、朝になったら体中に明るい光を浴びること。

どうしても音楽が聴きたいならば…水深3000メートルの深海サウンド、雪がしんしんと降る音、枯れた小川を風が渡る音、などの環境音楽がオススメ。

*「水行」の五官は「耳」。耳の不調は、「金行」の「鼻」によって癒される(金生水=金が水を生かす)。ゆえにアロマテラピーを上手に使うといい。

*宝塚歌劇団の歌と踊りは、春を告げるショー。「水行」という眠りをきちっととった後は、宝塚歌劇という春の気「木行」を浴びて、すみやかに目覚を。そして活性化する。

音楽が持つパワーって!?

以上、あれこれ書きました。

しかし「癒し」と言うのは、誰がどう行ってくれるか!?…がもっとも大切。

医療関係者との関係性が何よりも大きく作用しているのであり、単純にこれを聴けばいい、というような機械的なものではないことは心に留めておくべきでしょう。

焼け野原にさまよう日本人を「なにくそ」と奮い立たせたのは、あの「リンゴの歌」だったのではないでしょうか。

音楽はどれだけ人のなかのパワーを引き出すものか!?

人類の発生以来癒し続けているという事実に注目するべきではないでしょうか。

かつて森を追われた人類の祖先は、いかに天変地異を恐れ、どれだけ仲間の死を恐れたか。

そんな恐れを癒やすために神事として音楽は体系化され、発達していった。

どこのいかなる文明であれ、我々は太古から音楽に支えれれてきたのです。

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