稲荷神社はなぜキツネを祀る!?

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稲荷神社はなぜキツネ!?

hydroxyquinol / Pixabay

お稲荷さんには、キツネがつきものですよね。

でも、なんで狛犬ではなく、キツネなんでしょう!? 

キツネは、黄色です。

中国の農村では、陰陽五行…木火土金水のうちの土気がもっとも尊崇されていた、と民俗学者の吉野裕子さんは記しています。


そして、土気とは五色でみると黄色なのです。

「唐時代の初めから、百姓の多くは狐神を自宅に祀り、狐神に仕えてその恩恵にあずかることを祈求した」

「この土徳即年穀の恵みへの期待」

「土は天の陽に対して陰。天の気を受けて万物を育み、穀物もその産」

(ものと人間の文化史39 「狐 陰陽五行と稲荷信仰」 吉野裕子著・法政大学出版局)

 

「火生土」で土の気を生かす。

 火の気は、土の気を生かす。陰陽五行には「火生土」という相生の関係があります。

この法則をご先祖様たちはよく活かしました。

Unsplash / Pixabay

稲荷神社では、朱色の鳥居がいくつも並ぶのを見たことがあるでしょう。

それは、朱(赤)は「火」。火生土のあらわれです。

朱色の幟(のぼり)が立ち、小豆飯(赤飯)が供えられたのも同様です。

 

総本宮である伏見稲荷大社では、2月最初の午の日を初午とし「初午祭」が行われます。

午とは、火行に配当されます。

 

ちなみに伏見稲荷大社を創建したとされるのは秦氏、奈良時代のこと。

そう…謎の多き秦氏。

 

日本の歴史のベールに、また一歩踏み込んでしまったようです。

 

参考文献:

「ものと人間の文化史39「狐 陰陽五行と稲荷信仰」吉野裕子著・法政大学出版局」

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