【続】風邪に感謝。

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「風邪のときも、ふだんどおり過ごしなさい」

…わたしの整体の師匠筋にあたる故岡島瑞徳先生が、一言このようにおっしゃったのが今も脳裏に焼き付いています。

その教えどおり、必要以上にカラダを守ることなく、ふつうに動いております。

先日の春分の日・20日に風邪をひき、今日で6日目。ただ今、排泄反応期です。

 風邪は3つの「反応」で整える。

 整体的な見方をしたときに、風邪は次の3段階の経過をたどり、心身を整えてゆきます。

【弛緩反応期】…だるさ、眠さ、ポワーンとした弛緩の反応がみられるとき。留意点は、カラダを冷やさないこと。

【過敏反応期】…悪寒が走るようになったら、過敏反応期入り。しだいに熱が出てくる。体中から痛みが出たり、持病がひどくなったり、文字どおり過敏な反応がみられるとき。

【排泄反応期】…発熱・発汗・下痢などなどにより、老廃物や汚物が排泄される時期。カラダのこわばっている部位がゆるむとき。

この排泄反応期が終わると平熱以下にさがりますが、このときはゆったりと寝ていることがポイント。3時間程度で済む場合もあれば、上記反応に体力をたくさん要した場合は、3日間かかることもあります。

平穏に戻ったら、平常どおりの生活に。まるで風呂上りのような気持ちよさを体感できるものです。

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私は小学生のころ、3日で風邪を経過していた記憶があります。パッと熱を出し、ドッと汗をかいて、スカッとしていた。

カラダに勢いがあまっていたから、風邪も景気よく経過させることができたわけです。

大人はそうはいかないもので、なだらかな経過をたどるのが一般的です。

ちなみに20代の頃は、風邪の渦中にも活元運動(あるいは自働運動)をまじめにやったもの。これにより反応期を充分に全うすることを身を持って体験しました。

なお反応が激しい場合は、その反応のタイプにより、以下の温法を適宜活用するとすみやかに経過させられます。

*喉など泌尿器系の変動が顕著な際は「足湯」。

*消化器の変動が顕著な際は「脚湯」…膝が隠れるまでつけた足湯のことです。

*熱が高いとき、夏場や梅雨に変動が顕著な際は「後頭部御湿布」…蒸しタオルを盆の窪上の突起を中心に載せます。

風邪は、例えるならお部屋の掃除。

風邪の経過とは、お部屋を掃除することに似ています。

どれだけツケが溜まっているか。

部屋がとっちらかっていれば、掃除にも時間がかかるように、カラダに歪みや偏りが大きければ、それだけエネルギーを要します。

もちろん、どれだけ徹底して掃除するか、そのときの気力や体力によって違うはずです。無意識的にカラダは、どう風邪をひけばいいかを感じ取って、経過させている。

いずれにしても、コツコツと掃除をしておけば大掃除をしなくて済むように、風邪もふだんから敏感に調整されていれば、あえて風邪により整える必要もありません。

 

そして、掃除の後の清々しさ同様に、風邪も経過すれば清々しいもの。

それは、雨後の晴れ間。あるいは台風一過の抜け切った青空のように。

人の一生は、一回の風邪のように、身を整えること。

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