生き方と息方(野口三千三)。

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「風呂場はからだの実験室」と言ったのは、東京芸術大学名誉教授で野口体操の創始者である野口三千三(みちぞう)先生。教育界や演劇界、思想界にも影響を与えたカラダの革命家であり、あの坂本龍一を教えたことでも知られています。さて、わたくし昨日はお風呂で、こんな実験を楽しませてもらいました♬

『原初生命体としての人間』野口三千三著・三笠書房 P.97~98引用 ※現在、岩波現代文庫から再販中)

 浴槽にとっぷりつかり、なるべく楽でしかも安定した姿勢をとる。(中略)

まず、ゆっくり充分に息を吐きだす。浴槽の水位が下がるのがよくわかる。水圧が手伝ってくれるので、空気の中にいる時よりも、楽に充分吐きだすことができる。水圧が四方から腹と胸を圧して、胸腔容積を縮小させる働きに協力しているのである。

 ついで、息をたっぷり充分に吸い込むのである。浴槽の水位が上がるのがよくわかる。今度は水圧が逆に、息を吸うための胸や腹がふくらむことを妨げる働きをすることになる。このとき、片手を腹、片手を胸に当てて置いて、胸はふくらまさないで、腹が主としてふくらむように工夫する。そのようにできたときは、それが横隔膜式呼吸による「吸」なのである。

【編集後記】

久しぶりに開いた古典中の古典でした♬ やはり違いますね~。身も心も洗われる気分。バスタイムを楽しみましょう!

便所と公衆風呂―このふたつのまるで正反対のあり方をするふたつの場所が、ベッドの中での眠りと目覚めの間の意識の枠が外された状態と共に、私にとって発想の宝庫である。

同書原初生命体としての人間』 P.99引用

 

 

 

 

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