画師・宮本武蔵。

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『教科書には載っていない 江戸の大誤算』(水戸計著・彩図社刊)には、宮本武蔵はむしろ美術家として一流であると記されています。

観ているこちらの背筋がスッと伸びてくるような水墨と私は感じます。

武蔵の客観的評価を見てみたい。

当時の画家を9段階で評価した江戸時代後期の評を見てみると、武蔵の絵画は「円山派」の祖で、はじめて「足のない幽霊」を描き始めたとされる円山応挙よりも評価が高い。さらに、江戸中期の画家である渡辺崋山や田能村竹田(たのむらちくでん)は、武蔵の絵の熱狂的なファンであった。時代が変わり、大正時代に活躍した白樺派の作家、武者小路実篤も、「武蔵はなかなかいい絵を描く。画家として一流の人物で画が本物」と絶賛している。

剣の実力を立証することは難しいが、武蔵が残した絵画を見れば、彼が一流の芸術家であることはわかる。(中略)

その画風は、当時の美術界の最高峰である画家・長谷川等伯の影響を受けていると言われている。美術の専門書にも、「筆力、長谷川等伯に似たり」との記述が残されている。

同書P.54~55引用。文中ルビ筆者。

▲宮本武蔵画『枯木鳴鵙図』

▲円山応挙「百兎図」

▲長谷川等伯「松林図屏風」

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