三遊亭圓歌『中沢家の人々』。

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『どういう体勢で演じるか』が、その国の文化を特徴づける。

「ミャンマーの人たちに工場ラインを任せると、みんなで意見出し合って生産性上げていくんだ」

先日、アジアに赴任していた友達Hと呑んだとき、そう言っていたのが印象的でした。

トヨタの工場で見られる「カイゼン」のようなマインドがある珍しい国とのこと。

アジアと一口にいっても、その国民性は各々全く異なるそうです。

さて落語ですが、これほど日本らしい芸能もないのでは!?

いえ、私が知らないだけで、他の国にこのような芸能はあるのかもしれません。

でも例えばインドの方が正座をして落語をやってる姿って、想像できます!?

ヨガにはヴァジュラアサナと言う正座のポーズがあったけれど、それ以外私は見た記憶がありません。

アフリカの音楽は立って演奏するけれど、インドの音楽は座って演奏する。

…と言ったのは、ジャズミュージシャンの菊池成孔(なるよし)ですが、「どういう姿勢で演じるか」は、実はその国の文化を特徴づける目安となる

なぜかというと、その国ごとに人々のカラダの重心は異なるからで、その重心の位置の違いによって、姿勢が変わってくると同時に、感受性もまた異なってくるからなのです。

韓国人(第3腰椎)は、日本人(第4腰椎)より重心は高く、中国人(第2腰椎)はさらに高い。

正座は、日本人的です。第4腰椎に重心が来る。

重心はぐっと低く、落ち着く。折り目がハッキリしている。

 

以上は、良い悪いではなく、あくまで持ち味が異なるという意味でお伝えしています。

たとえば日本人が太極拳をやると本家のものとは異なると感じるし、先の菊池成孔は日本人が西洋の楽器を演奏すること自体どれだけ重労働か…指摘しているところです。

さて先日4月23日、「やまのあなあな」で一世を風靡した三遊亭圓歌さんが他界されました。

ご冥福をお祈りいたします。

その大らかなお人柄と江戸前の気風が印象的な噺家さんでした。今の芸能界を見回して、こんな方他に居るかなぁ…。

圓歌さんは日蓮宗のお坊さんでもありましたが、日本の僧侶はふつう正座をされますよね。

今回は、新作落語「中沢家の人々」です。28分。よろしければ、お楽しみください。

 

 

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