落語は下から目線♫ 古今亭志ん朝『真田小僧』

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 「上から目線」…って言い方をよく聞きますよね。

あれ聞くたびに、「ひとって上に立たれるのがこれほど気になるものなんだ」って感じます。

口に出すか否かは別にして、潜在的に感じているんでしょうね~♫

そんな気持ちをフッと軽くしてくれるのが、古典落語なのかなぁ~…などとこのところ感じています。

 

重力のようにふだんは何も感じていない重みのようなものを、スッと取り除いてくれるからこそ、ヒトは江戸時代からずっと落語に惹かれ続けてきたのかもしれません。

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たとえばこんな噺…

 

『真田小僧』(さなだこぞう)…こまっちゃくれた倅が、オヤジを手玉に取り小遣い銭をまきあげます。

 『芝浜』…おかみさんが、魚屋で大酒のみの旦那を上手にだまし続けます。

『紺屋高尾』(こうやたかお)…真面目一方の染物職人が吉原の高嶺の花(花魁)を見事にめとります。

 『堪忍袋』…旦那と互角以上に舌戦をまじえる気風のイイおかみさんがいます。

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落語は…、

目下のものが、目上のものを一泡ふかせる芸能。

そこにカタルシス(解放)があるばかりでなく、本来の日本人が持っていた「優しさ」を感じます。

 ■

チカラのあるものが優位に立つ… という今の文化とは異なる、かつてあったこの国の文化。

わたしはそのような文化に惹かれるし、古き良きものを落語を通して伝えられるのではないか、と思っている次第なのです♫

いえ、言いにくいことを落語に代弁してもらっている…というのが本音です((笑))

今回は、昭和の大名人・古今亭志ん朝さんの『真田小僧』をご紹介させていただきます。軽快に笑える演目を、颯爽と演じられてます。

一端(いっぱし)の親父がたじたじです(^_^;)… 年端のいかない息子にへこまされてゆきます♫ 面目ない。

27分、よろしければお楽しみください♫

【編注】「目線」という言い方を嫌う方が居られますよね。本来は「視線」と言うべきかもしれませんね。

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